2015年11月22日日曜日

アイカツ!SPECIAL LIVE 2015 Lovely Party!!

 
中野サンプラザ。中野駅から。
 正直アニメアイカツ!の3,4期、あかりGeneration に関してはスポンサー及び制作を呼び出して1ヶ月くらいに渡る説教マラソンを執り行いたいくらい憤っているのですが、それはあかりちゃんが悪いわけでも、ましてやAIKATSU☆STARS! が悪いわけでもないのです。と、いうわけですっかりアニメに関しては交尾中の犬に冷水をぶっかけたくらい熱がダダ下がりの中、中野サンプラザでのAIKATSU☆STARS!初のワンマンライブ、「アイカツ!SPECIAL LIVE 2015 Lovely Party!!(夜回)」に行ってまいりました! Twitterのガチ勢のアイコンたちは、当たり前のように昼夜ともに参戦してる方もおおくて唖然としましたが…w(ファミリー回とかどうやって逝くんや)
会場脇にはアイカツ!ワゴンが! 野良アイカツ!ワゴンも!

 前回(と言っていいのかわかりませんが)のSHINING STAR* Tour のNHKホールは3階席でステージはシルエットがぼんやり見えてるくらいだったのですが、今回は1階席のけっこうステージ近くの席が取れて、期待感でドキワクでした! 実際STARS! のみなさんの表情もはっきり見れるくらいの距離でまさに「ライブは一体感」を感じられました! 

会場には魂ネイションのソレイユのアクションフィギュアとラバーストラップの展示も!
 ステージは怒涛の30曲! 3期からの曲を網羅しつつ、アイカツ!劇中ですら未発表の初披露曲も! 一発目は「Let's アイカツ!」!!アタマから総立ちでサイリウムずっとぶん回しでした! 鍛えてるだけあってこれを書いてる翌日の今日も筋肉痛とか全然平気!! ほとんどの曲をフルでやってくれたのもうれしい!! アイカツ!らしいかわいく、時にセクシーなフリもまぢかに見られて満足!! 「魅惑のパーティー」のるかもなのお互いをマリオネットにして操る感じのフリは楽曲の妖しさを際立たせていて特に印象的でした。ただ、音響のせいかちょっと歌詞が聞き取りづらかったりたまにしたような…。3時間半近くに及んだステージでしたが、終盤になるにつれ会場は盛り上がり、疲れも跳ね除け興奮の坩堝! おじさん共が声を枯らせて絶叫するのでしたw! アンコールのアイカツ!コールと、終了後の野太い「おつかー!」はアイカツ!ライブの定番ですねww

 終盤のMC、みなさんの涙も印象的でした。歌への思いやスタッフさんへの感謝、アイカツ!に関して。そしてぼくたちファンへのメッセージ。一人ひとり、角度は違っていてもまっすぐな思いが伝わってきました。みんな泣いてるんだもん。グッときました。

 やっぱライブはいいですね! こりゃ東京ドーム3days も行かなきゃです(STAR☆ANISとAIKATSU☆STARS!の共演だし!)!! 

 「ステージでまた会おう」!!
物販開始の14時に乗り込み今回は目当てのタオル、Tシャツ、パーカーすべてゲット!

2015年11月15日日曜日

第14話 イケない刑事♥

★あらすじ


 朝 人気ドラマ「イケない刑事」の決めゼリフをマネするいちごちゃんとあおいちゃん。友だちにはけっこう好評のようだ。みんな盛り上がってる。そんな和やかな雰囲気を尻目に、「つまらない…ただの、モノマネね。」と冷ややかに見つめる黒髪の少女。

ホームルームで、学園長から「イケない刑事」追加キャストのオーディションの話が。俄然盛り上がり、当然受ける流れ! 今「イケ刑事」の主役でコンビを組んでいるアキとサキのふたりは、スターライト学園の卒業生。先輩と共演という形もやる気になっているようだ。
 
 食堂では当然オーディションの話で盛り上がる。おとめちゃんも蘭ちゃんもオーディションに参加するようだ。食事もそこそこに「イケ刑事」の話題で盛り上がる! そこを横切る長い鮮やかな黒髪の少女が一言。「モノマネには負けない」と言って歩き去る。少女の名は「神谷 しおん」。子役の時から存在感のある演技で「7つの顔を持つ女優」と呼ばれている。同じく芸歴の長い蘭ちゃんは挨拶くらいはする仲のようだ。あおいちゃんたちにああいう風に声を掛けるということは、当然しおんちゃんもオーディションに参加するのだろう。真剣に臨むがゆえに出た言葉なのだ。

夜。寮の部屋で「イケ刑事」を観るいちごちゃんとあおいちゃん。観ているときは純粋なファンの顔。ふと、昼のことを思い出すあおいちゃん。しおんちゃんの言ったことが気になっているのだ。

一方、寮の別の部屋で逮捕術の本を見ながら犯人を想定して逮捕のアクションを練習するしおんちゃん。納得するまでひたすらイメトレをしながらアクションの反復をするのだった。

翌朝。ホームルームでオーディションの詳細発表。今回の追加キャストの2役、ひとりはボーイッシュで身体能力の高い役で、もうひとりはプロファイリングで犯人に迫る知的な役。そして、今回はアドリブの演技が要求されるらしい!

 中庭でいちあお蘭の3人で作戦会議。あお蘭は知的キャラで受けるらしい。答が出せず悩むいちごちゃん。蘭ちゃんにいちごに知的キャラは合わないと言われ、ボーイッシュキャラの方で出ることに。決まったら即行動! 走りこみに行くいちごちゃん。その姿を見送る蘭ちゃんがポツリと「いちごはいちごなんだよな…。何やっても。」同意するあおいちゃん。

あお蘭は歩きながらさらに作戦会議。アドリブの演技について。あおいちゃん、アドリブが不安だというと、蘭ちゃんもアドリブは苦手だと答える。なんでもできそうな蘭ちゃんに苦手があるのに驚くあおいちゃん。「見せないだけ…弱いとこ。しおんも、そうじゃないかな。」神妙な顔で聞き入るあおいちゃんなのであった。

 翌朝。食堂に現れたしおんちゃんはみんなの視線を釘づけ。トレードマークだった長い黒髪をばっさりショートにしていた! ボーイッシュな役に合わせた彼女の覚悟が伺える。そこまでのプロ意識が自分にはあるのだろうか? 圧倒されるあおいちゃん。

 部屋に帰って「イケ刑事」を真剣に観るあおいちゃん。でも、観るほどにマネになって、自分の演技に迷っているのだ。そんなあおいちゃんの手を取り、走り込みに誘ういちごちゃん。

 かなりの距離走りこんだようで、ふたりとも息が上がっている。でもあおいちゃんにはいい気分転換になったようだ。すっきりとした顔になっている。そこに学園長が歩いてきて、ふたりに注意をする。もう消灯時間なのだ。「モノマネには負けない」と言われて自分の演技に迷ってしまったことを話す。しおんちゃんのその言葉は、自分に言い聞かせているのだろうと学園長。それだけの覚悟を持って臨んでいるのだと。

 オーディション当日。鏡の前でしおんちゃんは振り返る。何もないと思っていた自分が、ドラマで演技をすることで何者かになれた。その充実感と達成感が、彼女を女優へと導いたのだ。

 一方のあおいちゃんは、早くから起きてプロファイリングについて調べている。その過程で、刑事になる、ということを掘り下げて考えているようだ。

 TKYテレビ。アドリブ選考ということで、台本はないらしい。しおんちゃんを見つけ声を掛けに行くいちごちゃんだったが、さすがにピリピリしていて「ほっといて」と言われてしまう。

 そして選考本番! サキとアキの存在感に圧倒されつつもうれしそうないちごちゃん。他のみんなはかなり緊張している。さぁ、いちごちゃんの番!

 アキ、サキに挨拶をし、お茶を出すように言われる。こわごわ慎重にお茶を運ぶが、絨毯に足をひっかけ倒れる! が、コケたもののお盆でお茶はキャッチ! 褒められて終わったw! ものの、さすがにヘコむいちごちゃん。

 あおいちゃんの番。どうしてプロファイリングの刑事になったの? 難しい質問をされるも、見事に受け答え、しおんちゃんもハッとする演技で好感触!

 しおんちゃん。犯人逮捕のシーン。逃げる犯人に追いすがり、逮捕術を駆使して犯人確保! いないのに容疑者がいるかのようなアクションに誰もが息を呑む! 

 終わってみるとあおいちゃんとしおんちゃんの2名が合格! 監督もふたりに大満足の模様! しおんちゃんがやってきて「いい演技。さっき、あんたの顔刑事に見えた」「しおんちゃんもだよ!」しっかりと握手!

 そして始まった「イケない刑事3」! アキ、サキの背中を守るあおいちゃんとしおんちゃん。コンビプレイで容疑者確保! そしていちごちゃんもコケたシーンが挿入されて晴れてドラマデビューできたのでした。


★感想


 あおいちゃん当番回で、初のドラマオーディション回。最初は面と向かって「ニセモノには負けない」なんて言ってきてイヤな感じだったしおんちゃんだけど、「何アレ~」みたいな感じにならないのがアイカツ!ですよね。しおんちゃんには女優としてやっていくという確固たる目標があって、そのために全力でがんばっている。そしてその姿を見て演技について真剣に考えるあおいちゃん。互いに気にしながら切磋琢磨して成長していく。アイカツ!のコンセプトどおりすばらしいお話でした。

 いちごちゃんが肉体派か知的キャラで迷ったとき、蘭ちゃんが「いちごはいちごって感じなんだよな…何やっても」というセリフに「そうだよね。いちごはいちご」と答えるあおいちゃん。妙に納得がいってしまう。それだけいちごちゃんってキャラが確立されてるのでしょう。同じく、いちごちゃんのオーディション本番。お茶を運ぶシーン。あおい:「この展開…」蘭:「お約束なら"ドンガラガッシャーン"ってパターンだな」あおい:「やる。いちごなら! 約束は守るタイプだから!」コケる! あおい:「やっぱり…」蘭:「やってくれたなー」"ドンガラガッシャーン"はやっても、結局お茶はこぼしてない、というのは非常にいちごちゃん的な展開だったと思う。脚本の高橋さんの才気が光ってる!


★その他データ

 脚本:高橋ナツコ 絵コンテ:加瀬充子 演出:かわこしたかひろ 作画監督:伊藤裕次・岡野幸男
 挿入歌:「真夜中のスカイハイ」(りすこ)
 アイカツ!格言:アドリブは空気を読んで





2015年10月31日土曜日

第13話 カロリーの悲劇!

★あらすじ


 お正月休み。いちごちゃんは実家の「なんでも弁当」のお手伝い。おじゃもじ裁きも鈍ってはいない! 同時にアイドルのオーラも出てる! 

 あおいちゃんが元の中学校の友だちを連れて新年のあいさつにやってきた。着物がまぶしい! ふと、あおいちゃんが気づく。あれ? いちごちゃん太ってない?

晩ごはんは焼き肉! いちごママのごはんをかっこむいちごちゃん。5杯めおかわり! テレビ観ながらお雑煮のオーダー。おもちは3つ入りで! さらにデザートにチョコレート。これは太るw らいちも心配そうw 

 学園では織姫学園長が美月さんの立ち会いのもと書き初め。いちごちゃんとステージに立つことを命ぜられ驚く美月さん。いちごちゃんが自分と同じステージに立てば格の違いで潰れてしまうのではないかと心配しているのだ。ところが学園長はいちごちゃんの天性のスター性を感じている様子。美月さんは不安げに承諾。

 お休みあけのスターライト学園。蘭ちゃん、おとめちゃんもいちごちゃんの太さに驚き! おとめちゃんからはマスコットキャラ扱いw 

かわいく作画されてるところも(*´∀`)
ホームルームでもジョニー先生にダメ出しを食らうも、ちょっと運動すれば痩せると余裕のいちごちゃん。先生からシャイニングガールオーディションの告知を受けるも、やる気が出ないと机に突っ伏す。どうしたんだ?! ところがあおいちゃんが無理やり挙手していちごちゃんがエントリーすることに。

 走りこみを始めるも、カラダが重く速攻ダウン。ダンスもすぐに倒れて明日から頑張る、と逃げ口上。食堂で生姜焼きをかっこむいちごちゃんは本当に幸せそうw 明日からね、明日からダイエット♪ その様を見て蘭ちゃんの怒りスイッチが入る。いちごちゃんをフィッティングマシーンに呼び出す。カードをセットするも、マシーンは反応せず。「?!」アイドルの心を失ったいちごちゃんには反応しないのだ(ハイテク?)。太ったせいかマインドがなんでも後回しの逃げに徹している。アイドルとして輝くためにいつだってがんばっていたいちごちゃんじゃなくなっていたのだ。

 そんな現実にうなだれるいちごちゃん。移動のときに美月さんとすれ違うも無視されてさらに消沈(美月さんはスペシャルステージでの共演で頭がいっぱいだった模様)。美月さんがあれだけがんばっていたことを思い出して。気持ちの入れ替え! 猛然と走りだすのだった。

 翌日当然のように筋肉痛w でもあおいちゃんと蘭ちゃんが手伝ってくれて理詰めで効率よいダイエット。あれ? でも気づいてみればやってることっていつもやってるレッスンでした☆

 その甲斐あって一週間後には元どおりに! オーディション当日も控えめごはんでさらに走りこみ! でも空腹MAX。涼川さんも極端ないちごちゃんを心配そうに見やる。

油断したとこに変顔でやられるw
空腹でふらつきながら走っているとなんだかいい匂いが。誘われて行った先には涼川さんが落ち葉を集めて焼き芋焼いてる。「バレたか。口止め料だ。」と焼き芋を差し出す。いちごちゃんは抵抗するも、共犯だから誰にも言うなと強引に焼き芋を渡す(涼川さんそっけないフリしてやさしい!)。

 食べるのをためらっていると、美月さん発見! 焼き芋を差し出す。

 正月休みに食べすぎて太ってしまい、ダイエットをしたことを打ち明けて一緒に焼き芋を食べる。もっと美月さんのようにストイックに自己管理できないと…。そう話すと、キツめのレッスンのあとはごほうびアイスを食べるなどと美月さんのぶっちゃけがあり、ちょっと和んだ様子。その話を聞いて一週間分のごほうびとして焼き芋を幸せそうにほうばるいちごちゃん。その様子を見てつい笑顔になる美月さん。そこで学園長が言った、いちごちゃんの人を引き付ける天性の魅力…の話を思いだしハッとする。

いちごちゃんは食べてるとき本当に幸せそうw
ステージで「Trap of Love」を披露し無事オーディションは合格! いちごちゃん他、あおいちゃん、蘭ちゃん、おとめちゃんも各々オーディションを通過し、4人で勝負のドラマオーディションのエントリー! 


 …ひとりステージ上で考え込む美月さん。「いちごちゃん…ついてこれるかしら?」


★感想

 いちごちゃん油断しすぎて激太りww 太った状態では今までまっすぐがんばっていたいちごちゃんの見る影もなく、ネガティブで残念な子になってたw でもやっぱり復活は美月さんがきっかけ! 美月さんの努力を目の当たりにして、憧れてがんばり続ける! それがアイカツ!の主軸ですから。 リアルのアイドルも激太りが指摘されたりする子もいるけど、アニメらしい振り切り方で楽しかった。そして1話ごとのテーマを消化しつつ美月さんの場所へと進む物語も確実に展開している。

 Trap of Love いい曲ですよね! 少女が成長していく中での子ども以上大人未満な不安定な感情が見事に詩に表現されていて感じ入るものがあります。


★その他データ

 脚本:大知慶一郎 絵コンテ:増田敏彦 演出:のがみかずお 作画監督:野口寛明・高田洋一
 挿入歌:「Trap of Love」(すなお・わか・ふうり)
 アイカツ!格言:甘いモノは別腹!

2015年10月25日日曜日

第12話 WE WISH YOU A MERRY CHRISTMAS

★あらすじ


 クリスマスイブ! スターライト学園では毎年在寮のアイドルたちがみんなでパーティーで盛り上がるのが慣例。TV(ネット?)でも中継されたりするらしい。飾り付けや料理に、いちごちゃんたちも積極参加! スペシャルライブステージが控えているにもかかわらず、パーティーの実行委員を買って出るいちごちゃん! お祭り好きで、なんでもやっていくスタイル!! いちあお、蘭ちゃん、おとめちゃん、4人で共同作業することでチームワークも醸成されるにちがいない! …と、窓に映る男の影のようなものを見つける蘭ちゃん「? なんだぁ?」つぶやくも深くは追求しないw

 まずはディナーづくり! 弁当屋さんの娘、いちごちゃんは普段は考えられない活躍っぷり! みんなからいろいろ質問されたり頼られたりしながらテキパキ料理を作っていく! おとめちゃんは作ると見せかけ片っ端から味見。いちごちゃんも乗っかって蘭ちゃんに怒られるまでヒョイパク合戦! なんやかんやで料理は完成! 

 飾り付けでもいちごちゃん大活躍! 細かい作業から力仕事まで何でもこなす! さらに七面鳥料理の大量追加も! 慌ただしい中、ひとり寂しそうな顔の中山ユナちゃんを発見。声を掛けると、パーティー準備が盛り上がってる中、両親がニューヨークに住んでいて、一緒にいられなくて元気がでないようだ。毎年NYでおおきなクリスマスツリーを見ていた、と聞いたいちごちゃんは、それも用意すると言う。オッケーの大安売り!

ユナちゃんといちごちゃん
それじゃでっかい木を切りに行こうと涼川さんに頼んで斧を借りる。道具を入手したところで声をかけてくる人が…。話を聞くと、TVディレクターの井津藻さん! 窓に写った怪しい影の人だった! スターライトのクリスマスの準備をこっそり撮影していたらしい。ツリーを切りに行くということで、車を出してくれることに! それはいいけど、ツリーにできるおおきな木が生えてるとこって…? ハッとするいちごちゃん。エンジェリーマウンテンにそんな木があった! …ような気がする! かも?? そんな曖昧すぎる記憶を頼りに、エンジェリーマウンテンへ! 

 折り悪く降ってきた雪が勢いを増し、登山には最悪のコンディション。みんな制服なのに吹雪の中を猛然と行軍! 「ホントに(木を)見たのか?」この状況で確認することじゃないよねw? 心配したものの、実にあっさり木が見つかる! さぁ、木を切りましょうか。4人で協力しながら斧を打ち、ノコを振るう!「アイ! カツ! アイ! カツ!」「これってアイカツ!か?」ツッコむ蘭ちゃん。ですよねーw 果たして木は打ち倒された! でも、どうやって運ぶの? そばの崖を具合を眺めるいちごちゃん。木を運んできて、そのまま滑らせる! 当然みんなで木に乗って御柱祭りです! 麓まで滑り落ちたところで植木屋さんがユニックを持ってきてくれて、学園まで運んでくれました! 

 ツリーの用意はできたけど、もうすぐステージ! 飾り付けるまでの時間はない! 途方にくれたところで、寮のみんなが手伝ってくれることに! 情けは人のためならず! みんながんばってたいちごちゃんを見てたからね! 気になってるユナちゃんの様子を聞くと、落ち込んだ様子で部屋に入って行ったらしい。心配するも、ステージへ! 最後までステージの練習はできなかったけど、4人の息はぴったり! のはず!

 フィッティングの前に、学園長から各ブランドのレアカードのプレゼント! これでさらに輝ける!

 ステージ上「このステージを観てくれるみんなが、楽しいクリスマスを過ごせますように」
 前向きなマインドセットで臨む。ユナちゃんを始めとした、みんなへ思いが届くように! 

 思いを込めて「We wish you a Merry Christmas」! 

 ステージの中継を観ていたユナちゃん。寮の外に出ると見事なツリーが! いちごちゃんの思いに感動していると、後ろから聞き覚えのある声が! 「パパ! ママ!」ニューヨークから戻ってきてくれて、最高のクリスマスプレゼントに! 

トナカイ蘭ちゃんかわいい(*´∀`)
みんなは寮のパーティーへ。美月さんも到着して最高のクリスマスの夜が更けていくのでした。


★感想

 振り切ったお話でしたw 前向きにぐんぐん進んでいくいちごちゃんにフォーカスして、蘭ちゃんのツッコみにキレがないと、ここまで振りきれるのだな、とw 確証もないままクリスマスツリーを切りに行ったり、崖から木で滑り降りるとかフツウじゃないし、そんな必要もないw でも友だちのためにまっすぐがんばる、そんないちごちゃんだからこういう展開になったのでしょう。放映はネットでも騒然となり、実況などすごく盛り上がっていました。冷静にならずともツッコみどこ満載で、いい意味でマジキチw! 

 最後、学園長が電話をかけ、いちごちゃんと美月さんを組ませてみようと思っている、と話す相手は…やっぱりミヤさんですよね。ここから本当のアツいアイカツ!が始まっていくのでした。



★その他データ

 脚本:加藤陽一 絵コンテ:矢野雄一郎 演出:小山田桂子 作画監督:末永宏一・白井由美子
 挿入歌:We wish you a merry Christmas(すなお)
 アイカツ!格言「MERRY CHRSTMAS!」 

2015年10月3日土曜日

第11話 おとめは誰かに恋してる

★あらすじ

 前回クリスマスオーディションに落選してしまったおとめちゃんのため特訓を計画するいちごちゃんたち! あおいちゃんも細かくメニューを作ってきたのだが、手渡したはずのおとめちゃんは忽然と消えて、庭の木に登って降りられなくなった仔猫を助けようとしている!(なんというマイペースw)枝の先端の方ににじり寄ると、重さに耐えかねて折れて…?! その時! 群衆から飛び出した掃除のお兄さんがおとめちゃんを受け止め事なきを得る。「やれやれ、仕事増やさないでもらえるかな…。」人の命を救っておいて何でもなさそうに吐き捨てる! なんというイケメン臭ッ!! 立ち去る後ろ姿を見送るおとめちゃんは頬を染めて瞳孔が開いてます…これは??

 おちあお、おとめちゃんとダンスレッスンをしていても、気がつけばおとめちゃんは窓の外の掃除のお兄さんを目で追っている。これは本気ッ?!!

 蘭ちゃんといちあおで相談。蘭ちゃんに恋のことを聞くも、あまり経験なさそう。「男子って単純だし、恋っていってもピンとこない…」それを受けていちごちゃん、「そうだよね、掃除の道具箱に何人入れるか試したり、指で口を広げて学級文庫って言ってみろとか…」「やめとけ!!」ツッコみキレキレの蘭ちゃん! ところが、あおいちゃんは少しだけ恋の淡い感情を感じたことがあるようで…。ステキな恋がしてみたい…。でも冷静な蘭ちゃんからまたツッコみが! 「アイドルは恋愛禁止だ!」 と、いうことは、おとめちゃんがどんなに恋をしても、報われない?
あおいちゃんの淡い恋のお話は、演出も秀逸でちょっとグっときました。

 ところが、毎日いじらしくお兄さんをとおくから眺めるおとめちゃんを見ると、応援せずにはいられない! 名も知らない掃除のお兄さん、まずは名前を調べようと、いちあおは尾行を始めますw

まずはお兄さんの仕事ぶりから。ジョニー先生との会話で、ナオトという名前はわかった! さらに街に出ていくのを尾行! 気づかれてる感じで、見失ってしまった! あおいちゃんとふた手に分かれて捜索! ほどなく、路上ライブをしているビジュアル系のバンドの曲が聞こえて、気が付くと聞き入ってしまういちごちゃん。盛り上がってきたところで、警備員が割って入る。「君たち! ここはライブ禁止だぞ!」突然バンドのボーカルが声を掛けてくる。「おい、星宮! ちょっと手伝え!」?! 驚きつつも楽器を抱えてバンドのメンバーとその場を走り去るいちごちゃん。

河川敷まで逃げてきたところで、もう追ってはきてないのを確認。「助かったぜ星宮。」よくわかってないいちごちゃん。?? 「オレ、涼川直人。掃除の。」言われてバンドマンが掃除のお兄さんだと気づく! 普段無愛想にもくもくと働く姿しか見てないので衝撃!! で、実は一日中つけてたことがバレてて理由を聞かれてしまう。あれこれ取り繕うものの、ウソは一切通じない雰囲気。学園にナオトが好きな子がいて、その子のためだと白状する。しかし、ナオトは学園の女はガキだから興味ないとそっけない。ただ、いちごちゃんに対しては、「友だちのために頑張る奴がいることは認める」となんだかまんざらでもない感じ?? そしてナオトがバンドやってることを口止めされて別れるのでした。(…ってみんなナオトがモアザントゥルーやってることは知らないのかw?)

 寮に帰っておとめちゃんに説明し(どこまで?)、食べて忘れようと提案するいちごちゃん。「猫たんなのに涼川直人だなんて…渋すぎます」あれ? なんか噛み合ってない感じ? 実はおとめちゃん、気になってたのはナオトがしていたネコのシルバーアクセだった! ズコー!(ありがちw?)
 
アイドルは恋愛禁止だっていうけど、やっぱり恋はすごいねー、とまとめに入るあおいちゃん。誰か一人じゃなくて、みんなを好きになればいいんだよ! と答えるいちごちゃん。

翌日、リベンジオーディションで見事一位を取り、4人でのクリスマスのステージを実現させたおとめちゃん! ナオトのことも、いちごちゃんも、あおいちゃんも、蘭ちゃんにも恋をしていると伝える。これがらぶゆ~パワーなのでした♪


★感想

 おとめ担当回であり、ナオト回でもあった今回。前回いちごちゃんに対してアイドルとして歌に思いを乗せろと説教したのはバンドマンとしてのアドバイスでもあったのね、という感じでしょうか。ナオトがバンドマンであるというサプライズは、今後はあんまり展開しないのですが、こういうギャップのある設定って物語を彩るいいスパイスになります。

 おとめちゃんは人はおろかアクセサリーに対してもらぶゆ~という、超博愛主義っぷりを発揮したけど、それが却って天然の強キャラっぷりを補強したかな。

 いちごちゃんが物語を展開させ、あおいちゃんが少し補足して、蘭ちゃんがツッコみを入れるというプロファイリングも固まってきた感じですね。そこにエピソードとサブキャラが絡んでゆき、それがアイカツ!という物語になるのでしょう。


★その他データ

 脚本:大野木寛 絵コンテ:黒川智之 演出:小野田雄亮 作画監督:朴性厚・ふくだのりゆき・熊田明子・やぐちひろこ 
 アイカツ!格言:ラブはパワー 挿入歌:Angel Snow(れみ)・アリスブルーのキス(Ray)

2015年9月19日土曜日

151話に関するありきたりな所感。

①最後のオーディションだけ全力でアイカツ!してるのが…。今まで日常系でやってきたんだから、 とくにアイカツ!することもなく絆を表現するゆるい慣れ合い描いてオーディション参加してサラっと2位取ったのならあぁ、3期はコレだったな。みたいな感じもするけど。直前にめっちゃ追い込んだ表現入れたらいままでも放映してないとこではずっとがんばってたみたいな解釈になるやん? 3期ってそんな話じゃなかったよね?

②美月さん(トライスター)まで食うとは…。1期から追っかけてたファンには最悪の仕打ち。常に絶対強者で完璧超人だった美月さんが、まさか中二の小娘に負けるなんて…。あの美月さんをかませに貶めたのは、つまり作品に唾棄する行為。美月さんが絶対不可侵な領域にいたからこそ今までのアイカツ!には価値があった。あんなに高いところにいた人が、一年で足元に…2期までの話をたった1話で大暴落させた。意味がわからない。絶対に許せない。

③2位ってほぼ完勝…。こないだまでシロウトだった小娘がアイドル界の至宝に食い込んだというのは、とんでもないシンデレラストーリー。まだまだこれからだと思っていた新人だったけど、見上げたところにいるのはソレイユだけ。その伸びしろはもうほとんどない。

 まぁ、あくまでメインターゲットは女児ですから。とか言われるとぐぅの音もでないワケですけど。ょぅι゛ょ先輩的にはやはり現主人公が優勝したほうがカタルシス感じやすいんだろうとも思う。でもそうならいっそ優勝すりゃよかったんじゃね?? 

 でもねぇ。3年の歴史があるんですよ。ツイッターとかみたらむしろおっさんがボリュームゾーンなんじゃね? くらいの視聴してますよね? おじさんたちへの配慮も当然すべきだと思いますが…。上記のとおり、1期からのファンは相当不満を感じるんじゃないでしょうか。制作側の意図がちょっと図りかねますね。とくに②は今まで築き上げたものを自らご破産にする所業。まったくのイミフ。
 それにそもそもルミナスは結成間もなくて曲だってリルビーのみ。しかもこの曲の世間的な評価は低め。圧倒的に尺がないってのはわかるけど、だったらオーディションやらずに終わることだってできたんじゃね? それに伸びしろを考えると5位や選外でもよかったはず。

 最後に3人集まったシーン。「苦しかったのに…苦しかったのに! でも、でも、全部ステキだ!」このセリフって3期メンが言ってよかったのかな? 追い打ちかけるようにめっちゃ薄っぺらくなったww

2015年9月18日金曜日

第10話 虹色のおとめ

★あらすじ

 学園にダッシュで向かういちあお蘭の3人! 遅刻しそうだ! 大きな水音がして目をやると、噴水に落ちて水浸しな少女が。駆け寄って手を差し出す蘭ちゃん。すかさずいちごちゃんもタオルを貸す。「ありがとう! おとめ感激! ぺこぺこりーん☆」独特なセリフで独特な雰囲気の少女は、ポップンポップコーンなど、お菓子系のCMに多数出演しているアイドルの有栖川おとめ! 気づいた時には学園の鐘の音が…。遅刻確定! 自分のせいでと謝るおとめちゃん。「そんなことより、早く着替えないと風邪引くぞ」と声をかけた蘭ちゃんを見ておとめちゃん、頬を染めて「らぶ、ゆ~♡」

教室にはまだジョニー先生が来ておらずセーフ! 3人は噴水で出会ったおとめの話題に。あの後少し話して、噴水に落ちたのは虹が出ていてそれをつかもうとして躓いたという。独特な個性がかわいいさを際立たせていて、なんとなく気になる子なのだ。

 そこにジョニー先生登場ッ! クリスマスのスペシャルイベントのオーディションを持ってきたぞ! トーナメント形式で闘い、イベントに出演できるのは上位3名のみ! トーナメント表を確認すると、いちごちゃんの一回戦の相手はなんとおとめちゃん!! これは強敵の予感…。と、思いきや「やったー! おとめちゃん好きだから」とよろこぶいちごちゃん! 学園長とジョニー先生もこの天然対決には注目しているようだ。天然×天然。つまり、奇跡が起きるッ?!!

 寮の部屋。アイカツフォンでおとめのCMを見るいちごちゃん。あおいちゃんはなんだかのんきないちごちゃんを心配してるようだ。でもいちごちゃんは、かわいいおとめちゃんを見てもっとがんばらないと! と奮い立っている様子。それを見て、あおいちゃんもパワーをもらったようだ。

 蘭ちゃんはひとりで夜のストレッチ。ノックの音に応えを返すと、おとめちゃんが今朝のお礼にとポップンポップコーン(LLボックス)を持ってきている! 自分に厳しい蘭ちゃん。夜は甘いモノは食べないからと断ると、イチゴ味じゃなくて塩味にします! と、一礼して立ち去ってゆく。

 翌日、塩味のポップンポップコーン(LLボックス)が。おとめちゃんがみなさんで、と持ってきたらしい。頬張るいちごちゃん「おいし~!」

昨夜のやりとりの上でさらに塩味をもってくるおとめちゃんに対して、ふつうなら失敗と考えるところをあきらめずに前向きに挑戦する姿勢を持ってる、と蘭ちゃんは分析。これはやっぱり強敵! あおいちゃんも、いつも前向きでいるだけで元気になれるいちごちゃんとおとめちゃんは似ている、と指摘。それを聞いてワクワクするいちごちゃん! 

 翌朝、寮から出てくる3人。いつものようにダッシュです。掃除のお兄さん、涼川さんに呼び止められます。気づいたあおいちゃんと蘭ちゃんに一言「おとめとの対決を楽しみにしてるようじゃ、星宮いちごは勝てねぇ…」ふたりに不安が走ります。

 お昼。LLボックスを平らげたいちごちゃん。アイカツフォンでおとめちゃんのインタビューを観る3人。ポップンポップコーン大好きだけど、食べたらひたすら走りこむという。天然だけど、努力も惜しまない様子。それを観て、負けじといちごちゃんも走りこみに。

 ランニング中、植え込みで偶然おとめちゃんを発見したいちごちゃん。見ていると、呼吸を整えふわりとポーズを決める! それをみていちごちゃんの頭のなかに白鳥のイメージが! それを伝えるとおとめちゃん大喜び! 来年の仕事で白鳥の役をもらったのだという。来年の仕事をもう練習? 聞くと、ドジだから人より練習しないといけなくて、それでも本番は緊張するのだという。気が遠くなるような練習をそれでもこなすおとめちゃんに少し気圧されるいちごちゃん。これは負けていられない! 気持ちを入れなおして、さらに特訓に励むのでした。

 追い込みすぎて筋肉痛になったいちごちゃん。お風呂で体をほぐします。美月さんもおとめちゃんもみんな見えないところでがんばってるんだ。でも、どうがんばればいいんだろう? 強敵を前にめずらしく悩んでます。

 翌朝も早くから特訓です。そこに涼川さんがやってきます。筋トレなどに必死になるいちごちゃんに「筋肉バカか、おまえは?」ムっとするいちごちゃんに向かって言います。「オーディションは歌なら、歌詞をお前の魂の叫びにしろ!」と厳しくも的確なアドバイスがw! 

いちごちゃんたちの動向にむやみに詳しい涼川さんw
それからはどこにいても曲を聴きこんで、魂の叫びにしようとします。噴水に座って曲を聞いているとおとめちゃんがやって来ました。「いちごちゃんも、虹をチェックに来たの?」言われて見上げると、曇り空から一筋光が差し、噴水に虹が!「奇跡みたい! らぶ、ゆ~♡」「明日のオーディション、一緒にがんばろうね!」一緒にステキな時を共有したふたりは、手をとって互いに健闘を誓うのでした。

 オーディション当日。3人で勝ち残ることを誓ういちあお蘭! 自然と3人手を重ねて気合を入れます。そこに美月さんがやってきて「奇跡は待つものじゃなくて、起こすものだよ!」と激励が! 気合入ります!!

 ライブはAngel Snow ! 結果は僅差だけどいちごちゃんの勝利!! その後も勝ち進んであおいちゃん、蘭ちゃんと共にイベント出場権をゲット!! 3人のところにおとめちゃんがやって来ます。「いちごちゃん、すっごくステキだった! ホントにホントにおめでとう!」ライバルの言葉に笑顔で答えるいちごちゃん。笑顔を返すおとめちゃんだったが、目には涙が浮かんできて…。本当にうれしいのに涙が出てきて自分でも困惑! 慌てるおとめちゃんにいちごちゃん、思わずファンになってしまいました。


★感想

 おとめちゃん初登場! 天然で人を惹きつける魅力を持ってるおとめちゃんは、どこかいちごちゃんにも似ていて、弾ける才能を持ちつつ誰にもできないほどの努力家でもある。最後に見せた涙は、いちごちゃんを心から祝福しつつも、やっぱり悔しかったんじゃないかな。おとめちゃんにも勝ってほしかった! やっぱり強敵が現れてもまっすぐに徹底的に努力をつづけるアイカツ!はイイ!!
 
 冒頭の蘭ちゃんのセリフ、「おかしい、あたしは遅刻キャラじゃなかったはず…?」が秀逸すぎwww 高橋ナツコさんがのっけから天才すぎたww 

 しかし涼川さんはなんでいちごちゃんたちの話した内容なんかを細かく知っているんだろうw


★その他データ
 脚本:高橋ナツコ 絵コンテ:岡村正弘・木村隆一 演出:岡村正弘 作画監督:田寄雅郁・村司晃英・野道佳代・洪範錫 
 挿入歌:Angel Snow(わか・れみ)
 アイカツ!格言:みんな見えないところでがんばってる