それでも、制作側はもちろん意図を持ってあえて既存の路線から外れたのでしょう。ただ、それが正解だったとはとても思えません。これまでのアイカツ!視聴者は日常系を求めているとは到底考えられないからです。やっぱり仲間(ライバル)と、ライブ(バトル)して、ぶつかって成長してゆく様が観たい! と思っていたぼくのようなファンは非常にもどかしい思いをしました。
具体的に何がダメなんでしょう?
①あかりちゃんの実力
これは言わずもがなですが、初登場からあまりパっとしない、凡庸な少女としてあかりちゃんは表現されていました。天才型のいちごちゃんとの差別化で、この設定はまぁわかるのですが…。
②アイカツ!してない
特段才能がないのなら、猛烈に走りこんだり、ダンスレッスンなどする必要があるはずなのに、あかりちゃんたちは毎日ゆるふわに過ごしています。大空お天気でコツコツキャリアを積んでいる、というのは見て取れますが、その裏で激しい特訓をしているようにも見えない。「実はしてました」にしても、それを匂わせるような話くらいはしてほしい。作中表現されてないことを視聴者の想像に委ねるのはムリな話です。つまり3期のアイカツ!はヌルいのです。それでいつのまにかいちごちゃんのいる位置まで到達できるとはとても思えませんし、到達してしまったらとんでもなくうそ臭いお話になってしまいます。
③目的がない
2期までは、美月さんがいて、わけもわからないまま追い詰められ、全力を強いられ、自然とトップアイドルになる! という目的が醸成されましたが、あかりちゃんたちは毎日ゆるふわで、みんなと楽しくアイカツ!って感じで、最終的にどこを目指すのかがわかりません。劇場版ではいちごちゃんからバトンを渡されましたが、トップアイドルになる! というモチベーションはTVシリーズでは感じられません。スターライトクイーンになる! と言う宣言は飛び出したものの、以降はまたゆるふわに戻ってもう何度目かの肩透かしをくらいました。
なんとなく、制作サイドはいちごちゃん達とは一線を画したアイカツ!を表現したいんだろうと思います。そして、このゆるふわ感が好きな視聴者もいるとは思いますが、やっぱり画面からほとぼり出るようなアツさがなくなって非常にさびしいです。話数と尺の問題もあるとは思いますが、あまりオーディションに準備もせず出場してサクっと勝負が決まる3期は、どうにも感情移入をしづらい! せめてオーディションには全力でぶつかるさまを表現してほしいんですが…(´・ω・`)。
なんとなく、制作サイドはいちごちゃん達とは一線を画したアイカツ!を表現したいんだろうと思います。そして、このゆるふわ感が好きな視聴者もいるとは思いますが、やっぱり画面からほとぼり出るようなアツさがなくなって非常にさびしいです。話数と尺の問題もあるとは思いますが、あまりオーディションに準備もせず出場してサクっと勝負が決まる3期は、どうにも感情移入をしづらい! せめてオーディションには全力でぶつかるさまを表現してほしいんですが…(´・ω・`)。
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